年末の大掃除はいつからが正解？焦らないための計画術とスムーズに終わらせる場所別リスト

今年も残すところあとわずかです。年末までに大掃除を終えて、すっきりした気持ちで新年を迎えたいですよね。ただし「早く始めすぎても年始までに散らかしてしまいそう」「遅く始めると間に合わないかも」と心配になったことはありませんか？

この記事では、年末の大掃除を始めるのにおすすめのタイミングや、大掃除をスムーズに進めるポイント、片付けのコツまで、大掃除に関するあらゆる疑問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。

年末に大掃除をする由来

年末といえば大掃除の時期ですよね。しかし、なぜ年末に大掃除をするようになったのか、気になったことがある人もいるでしょう。

諸説ありますが、江戸時代には12月の半ばごろに1年の煤（すす）を払い、神様を迎える準備をする「煤払い」という行事がありました。この風習から、年末に大掃除をするようになったとされています。

また、正月に「年神様」を迎える準備をするという意味合いもあります。

すっきりした気持ちで新年を迎えるためにも、12月中に大掃除を終えておくのがおすすめです。

結論：年末の大掃除は「11月下旬〜12月上旬」の開始がベスト！

年末の大掃除を始める時期は、11月下旬〜12月上旬が適しています。

株式会社AlbaLinkが全国の男女500人に対して行った調査によると、年末の大掃除を始めるタイミングとして最も多かったのが、12月下旬の32.6%でした。一方で、11月中に始めると回答した人は13.4%、12月上旬に始めると回答した人は21.6%にのぼります。

出典

【年末の大掃除はいつから始める？】男女500人アンケート調査｜PR TIMES

冬が本格化する前の11月は、寒すぎず気候が安定しているため掃除しやすく、水仕事も比較的楽に行えるというメリットがあります。

また、12月中旬ごろまでに大掃除を終わらせておくと、クリスマスや忘年会など忙しくなる時期と大掃除が重なることがないため、年末の繁忙期を避けられます。

年末は日本中が一斉に大掃除を始めるため、粗大ゴミの予約が混み合う可能性があります。年末よりも前に不用品回収やリサイクルの業者を手配することで、不用品をスムーズに処分できます。

計画的に進めよう！失敗しない大掃除のスケジュール術

年末大掃除は、スケジュールを立ててから始めるのがおすすめです。ここでは、以下のステップに分けて紹介します。

• ステップ1：まずは掃除する場所をすべてリストアップする
• ステップ2：「捨てる」作業から始める
• ステップ3：場所ごとに担当と所要時間を決める
• ステップ4：カレンダーに落とし込む

また、年末は何かと忙しく、イレギュラーな用事が入る可能性もあります。そのため、余裕のあるスケジュールを設定するのがポイントです。

ステップ1：まずは掃除する場所をすべてリストアップする

まずは、掃除をする場所をすべてリストアップしましょう。最初は「キッチン」「浴室」「寝室」「玄関」など大まかに書き出し、場所ごとに細かく書き出すのがおすすめです。

【例】

• キッチン：換気扇、冷蔵庫、コンロ周り、調味料棚
• 浴室：壁、床、浴槽、排水口、窓、鏡、蛇口、棚

特に、照明器具や換気扇、ベランダなどは見落としがちなので、忘れずにリストアップしておきましょう。

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ステップ2：「捨てる」作業から始める

次に、不要なものを「捨てる」作業を始めます。掃除の前に不用品を処分することで、作業スペースが確保でき、収納に余裕が生まれ、大掃除の効率が格段に上がります。

捨てるものを決める基準は、以下を参考にしてみてください。

• 壊れているもの、ひどく汚れているもの
• もう使用しないことが明らかなもの
• 1年以上使用していないもの

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「すぐに使わないけれど、どうしても捨てられない大切なモノ」もありますよね。そんなときは、トランクルームへの保管がおすすめです。自宅の外に収納スペースを確保することで、お部屋にゆとりが生まれ、効率的な作業スペースや快適な居住空間を簡単に手に入れられます。

ステップ3：場所ごとに担当と所要時間を決める

次に、ステップ1でリストアップした場所に対して、「誰が」「いつ」「どれくらいの時間で」掃除するかを割り振ります。

家族で掃除を分担する際は、以下のポイントで割り振りを行ってみてください。

• 自分の部屋は自分で掃除する
• 得意な掃除、好きな掃除を担当する
• 同じ場所でも掃除のタスクを細かく分けて分担する

ステップ4：カレンダーに落とし込む

「誰が」「いつ」「どれくらいの時間で」掃除するかを決めたら、カレンダーに落とし込みます。

【例】

1週目：不用品の仕分け、処分

2週目：水回り（キッチン、浴室、トイレ）

3週目：窓、ベランダ、玄関

4週目：居室、書斎、寝室

急な用事や体調不良も考えられるため、スケジュールは余裕をもって設定するのがおすすめです。掃除を休む日を設けてメリハリをつけながら片付けを進めるのも1つの方法です。

場所別！効率的な大掃除の順番とコツ

効率的に大掃除を進めるために、大掃除の順番とコツについて家の中の場所別にまとめました。

時間のかかる場所から着手する（キッチン・換気扇・浴室など）

大掃除は、時間のかかる場所から着手するのがポイントです。キッチンや換気扇、浴室などは、油汚れやカビなどで掃除に時間と手間がかかるため、早い段階で着手しましょう。

コンロの部品の油汚れがひどい場合は、取り外して中性洗剤を入れた熱湯につけ置きしてから洗うと汚れを落としやすくなります。重曹と水を混ぜたスプレーを使うのも効果的です。

天候に左右される場所は晴れた日に掃除する（窓・ベランダ・網戸など）

窓やベランダ、網戸など、外に面している場所は天候に左右されやすい場所のため、晴れた日に掃除をするのがおすすめです。

晴れた日の方が汚れを見つけやすいため、汚れの落とし残しを防げます。また、水を使って掃除をした場合でも、晴れの日であれば乾きやすいという点がメリットです。

窓掃除は、アルカリ電解水を使うと効率よく行えます。アルカリ電解水をスプレーでタオルに吹き付け、コの字を描くように窓を拭きます。拭き終わったらスクイージーで水を切り、マイクロファイバークロスで残った水気を拭き取ります。

最後に各部屋の掃除で仕上げる（リビング・寝室・玄関など）

最後に、リビングや寝室、玄関といった各部屋の掃除を行います。

部屋の掃除を行う際は、上から順番にホコリを落としていくのがポイントです。棚の上などのホコリを払ったり拭き取ったりします。ホコリが舞って床に落ちるため、床掃除は一番最後に行いましょう。

掃除をする手順も大切

大掃除をする場合は、掃除の手順も大切です。効率的に大掃除ができるように、しっかりと手順を覚えておきましょう。

まず、掃除の基本原則は「上から下へ」「奥から手前へ」です。理由としては、ホコリや汚れを上から下、奥から手前に落とすことで、効率的に掃除ができるようにするためです。順番を間違えると、二度手間になってしまうケースもあるので、しっかりと順番を守りましょう。

また、床にクッションや雑貨など、大きなものが置いてある場合は先に収納しておくのもポイントです。椅子やテーブルは端に寄せるなどして、掃除がしやすいようにしておきましょう。

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年末大掃除をスムーズに進めるポイント

年末の大掃除をスムーズに進めるための以下のポイントについて解説します。

• ゴミ出しのスケジュールを確認しておく
• 収納が足りない場合はトランクルームを利用する
• 気になるときは大掃除をやってはいけない日を避ける

最低限のラインを決めておく

年末大掃除は、掃除する場所が多く、完璧に終えられない可能性もあるため、最低限のラインを決めておくことも重要です。

完璧に掃除をしようとすると、なかなか終わらず、スケジュール通りに終わらないことがあります。また、途中で嫌になって大掃除自体を投げ出してしまう可能性も考えられます。

「最低限の掃除リスト」と「できたらやるリスト」を作っておき、最低限の掃除リストだけでも終わらせるようにすると掃除をスムーズに進められるでしょう。

• 最低限のリスト：拭き掃除、掃除機かけ、ホコリ取り、水垢取り　など
• できたらやるリスト：小物の整理、不用品の処分、床のワックスがけ　など

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ゴミ出しのスケジュールを確認しておく

年末は、ゴミ収集がお休みになってしまう場合があります。また、びん・缶や段ボールなどを処分したくても、収集日を過ぎてしまって年内にゴミ出しできない可能性もあります。

年末大掃除のスケジュールは、ゴミ収集のスケジュールを確認してから立てるのがおすすめです。

気になるときは大掃除をやってはいけない日を避ける

年末のお休みから大掃除を始める方も多いと思いますが、じつは掃除を避けた方が良い日があるのはご存じでしょうか。

「12月29日（二重苦）」「12月31日（神様に失礼）」など、古くからの言い伝えがあります。あくまで豆知識ですが、気になる人はこの日を避けて掃除を進めましょう。

収納が足りない場合はトランクルームを利用する

掃除と同時に衣類や小物などを整理していて、不要なものがあったらこれを機に処分するようにしましょう。ただ、必要だが収納が足りない、不要かどうか判断できないものが多いなどの場合は、トランクルームを検討するのも1つの方法です。

クリスマスやハロウィン、雛人形といった季節の行事に使うものや、衣替えした衣類、アウトドアグッズ、本、趣味のコレクションなど、さまざまなものを収納するのにトランクルームを活用できます。

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まとめ

年末の大掃除は、11月下旬〜12月上旬から開始するのがおすすめです。一度にやろうとせず、日取りと場所を決めて着実に進めるようにしましょう。

掃除を楽にするためには、家の中のものをなるべく減らすのがポイントです。特定の時期にしか使わないシーズン物やパーティグッズ、冠婚葬祭グッズなどは、トランクルームへの保管も検討してみましょう。

ストレージ王の屋内型トランクルームは、空調設備やセキュリティ体制が整っているので安心して家財道具を保管していただけます。トランクルームをご利用の際は、ぜひお近くの店舗をご検討ください。